2005年01月18日

【実践法: 情報収集と整理】メモというInputは、「自己変革」の推進力

更新が遅れに遅れ、申し訳ありません。この1ヶ月、プライベート、仕事ともとても忙しく記事執筆になかなか時間が取れませんでした。
これまで3回にわたり、連載してきた「PhatNotes Professional Editionを活用した個人の知識管理」ですが、今回はPhatNotesの機能を活用した実践方法です。

これまでのメソッドをApplicationを活用しながら説明する上で私が経験した知識管理法を生み出すまでの過程をケースとして使用します。

なるべく異なる観点でそれぞれを紹介できればと考えましたが、とりあえず今回は上記で説明します。今後気づきがあれば更に情報を更新していく予定ですが、この連載についてはこれで一段落だと考えています。

今回の記事を初めて目にする方は理解できないと思います。初めて読む方は、是非、前回の記事をご覧いただけると非常に効果的かと思います。

第1回: 【Apps Review】ノート整理から個人のKnowledge Managementを実現するアプリケーション
第2回: 【実践法: 情報収集と整理】個人の知識管理を実践する
第3回: 【実践法: 情報収集と整理】InputからOutputへ 新たな価値を生み出すメモ方法

■ Step 1: Input: 情報を取り込み、記述する

ある事柄に対し、勉強しているとします。まず知識吸収する場合、書籍などをベースに進めていきますね。書籍を読んでいる過程で

1) 重要で、注意を要する点
2) はっきりしない部分、難しい箇所
3) 自分の考えとは異なる主張

などが見つかると思います。
こうした箇所を発見した場合、直ぐにメモをとります。この時、重要なのは前回もお話しように1件につき、1枚のNoteにメモをするということです。個々の情報の独立性を保つとういか、後々関連付けを行う場合、複数の事柄が含んでいると混乱の原因になるためです。

PhatNotesで保存先となる分野(DB)を開いていることを確認し(もちろん後で変更可能です。)、新規(アイコン)をクリックすると新しいNote Windowが現れますので、該当箇所を書き写しておきます。また、その際書籍名、日付、ページ等のデータも一緒に書き出しておきます。下記は私が利用しているものです。いわゆる図書カードのようなものです。(誰か、異なるデータなどを取っている方でより効果的と思われる内容がありましたら、是非ともコメント欄に残していってください!共有しましょう!)

Title:
---------------------------------------------
書籍名:
---------------------------------------------
著者:
---------------------------------------------
Page:
---------------------------------------------
Date:
---------------------------------------------
内容:

PhatNotes sample1
画面サンプル1

また、私が注意している点としてこの段階で自分の思ったことや気づきなどは同一Note内に書かないという点です。理由は後述します。これは先述した独立性を保っておくのと同じ理由でもあります。

TIPS: 分野・分類に迷ったら即「未整理」へ
私もそうなのですが、分野・分類分けに迷ったらとりあえず「未整理」DBに放り込んでいます。この迷う時間がもったいないですから。後々、整理するときに改めて分野・分類設定すればよいですね。
前回、分野は「抽象的なほうが良い」とお話しましたが、あまりに限定的にしてしまうと迷うことが多くなります。明確なほうが迷わないと思うかもしれませんが、「物事」とは単一な分類が設定が触れるものも確かにありますが、分野が重複する場合が多いです。経験則で恐縮ですが。

■ Step 2: そして分類を振っておく

そして、保存するNoteに対し同一Note Window内のCategoryを設定します。デフォルトでいくつかの分類がセットされていますが、自分自身で好きなCategoryを設定可能です。

この場合は、「Clipping」としておきます。

尚、分類の名前は個人の自由ですが本質的な部分は前回の記事を参照するとともに以下に定義を書いておきます。

Clipping
情報をあるソースからそのままコピー
----------------------------------------------------
Memo
情報を見聞きした際、事象をありのままに記述
----------------------------------------------------
Thought
ClippingやMemoを元に自分の疑問点、課題点など感じたことを記述
----------------------------------------------------
Idea
ClippingやMemo、そしてThoughtに分類されたNoteをもとにヒントや解決策など気づきなどを記述
----------------------------------------------------
Check List
自分の掟、戒律や物事を始める前、もしくは定常的に行うことなどを記述。一件・一分野につき1枚を用意。
----------------------------------------------------
Tips
ある事に対してのやり方などを記述
----------------------------------------------------

■Step 3: Clippingから思考し、疑問点、課題点などをまとめ、リンクを張る

Clipping Noteを記述している際、既に疑問点や気になることなどがあると思います。それらを別のNoteに記述します。これも同様に新規(アイコン)をクリックすると新しいNote Windowが現れますので、書き出しておきます。

PhatNotes sample2
画面サンプル2

そして、分類を「Thought」に設定し、この気づきのもととなったメモとリンクを設定しておきます。
Noteのメニューアイコンの「リンク」マークを押して設定します。

PhatNotes sample Link
画面サンプル3

■Step 3: 思考を通し気づきやアイデアを記述、さらにリンクを張る

気づきのNoteを眺めたり、元となるソース(Clipping)などを確かめたりしながらよく考えます。私の場合は、帰宅途中の電車の中などでこの段階でMindmapなどで整理してみたりします。また別の異なる書籍や情報を吸収しているときに「あっ、そういえば!」みたいな感じでひらめきがあったり、気づきがあったりします。

すかさず、新規Noteでアイデアを記述し、分類を「Idea」とします。

PhatNotes sample3
画面サンプル4

また、その元となったNoteに対してリンクを張っておきます。

■Step 4: 体系化、標準化として残す

気づきや発見したことというのは、実践してみなければ意味がありません。
私は、この後いろいろ試しながら、思考時のメモ分類などをまとめました。今回の記事でも引用している上記のものです。これは公開したプロセスによって生まれたものでした。そして、分類は「CheckList」もしくは「Tips」としておきます。

PhatNotes sample4
画面サンプル5

■自己改革へ: 「考える」ことは行動という名のエンジンに対し燃料供給すること、そして「書き出す」ことはアクセルを踏むこと

このリンク機能は、記憶や思考を辿る上でとても強力な機能です。CheckListを生み出すもととなったリンクを辿っていくとその過程がわかりますし、人の考えと言うのは実に様々なInputから形成されるのだなぁと改めて感心したりします。そしてそこからまた別の気づきが生まれたりします。

このメソッドの上では「書くこと」、「メモすること」とは結果的に、自分のベストプラクティスを生みだすこととなり、より本質的なことを言えば、自己改革への推進力なのかもしれません。また、この思考過程をメモすると、行動へ移すのが自然とできるような気がします。頭のなかで考えても忘れてしまいますし、考えてすぐに行動に移せる環境であればまだハードルは高くないかもしれませんが、私の場合は電車のなかだったりしてすぐに行動できません。

そういう方はきっと多いと思いますが、そのとき生まれたパッションはどうしても冷めてしまいますので自然と行動へのハードルが高くなるのではないでしょうか。

書き出し、眺めることでそのパッションが再び燃えてきます。すぐさま、タスクに変えて、それもPIMのなかにちゃんとタスクとして入れることで行動するための環境が整うわけです。単に行動するだけでは道を誤るかもしれませんが、こうした熟考を通した行動は自分を変えること、つまり自己改革へつながるのだとこの一連の記事を執筆しながら思いました。

ということは!

自分を変えられないとお悩みの方こそ、是非とも実践してみください。逆に考えれば実践さえすれば自己改革へつながると言えるかも知れません。以前にも言いましたが、行動など環境や仕組みを整えれば結構できてしまうものです。

後は、Just Do it! 実践あるのみです。
実践してくれた方で、何か気づきがあれば是非ともコメントしてください!

最後までお読みいただきありがとうございました。
 こちらをクリックしていただけるとうれしいです!
 こちらもお願いいたします!

【参考書籍】

思いつきをビジネスに変える「ノート術」―発想力を鍛えるアイデアマラソン
樋口 健夫

by G-Tools

稼ぐ人になるアイデアマラソン仕事術―発想とツキで、強いチームを生み出す、仕事ができる人のやり方
樋口 健夫

by G-Tools

この情報共有が利益につながる―経営課題に適した4つの実践アプローチ
リアルコム

by G-Tools

なぜあなたはその仕事を先送りしてしまうのか?―行動のための自己変革トレーニング
笹氣 健治

by G-Tools

ブレイクスルー思考―人生変革のための現状突破法
飯田 史彦

by G-Tools

 

posted by Dragon at 10:38| Comment(0) | TrackBack(1) | 情報収集と整理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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